鯛の尾頭つきの焼き物。
ホウボウ科の金頭という魚を使う地域もあります。
魚は頭の部分が固くなるように焼くと良いと言われています。
季節の野菜などを漬け込んだ漬物。
鯛や鯉の身が入ったお吸い物や蛤のお吸い物が基本です。
赤ちゃんが食べられるよう、赤ちゃん用スープを使っても良いです。
ご飯はお祝い事には欠かせないお赤飯が基本ですが、
季節によっては栗ご飯などでも良いでしょう。
おめでたい昆布やたけのこなど旬の煮物を。
歯がため石と一緒に、
しわができるまで長生きできるようにとの願いを込めた梅干しや、
戦国武将が戦の前に縁起物として食べた勝ち栗
(干して臼で搗き《つき》殻と渋皮を除いた栗で、臼で搗くことを
「搗く《かつ》」といい、それが「勝つ」に通じることから
勝利を祈願する縁起物となり、高つきに盛ることがあります。
子どもの歯が石のように固く丈夫になるようにとの願いを込め、
高つきやお膳の上に歯がための小石を乗せるのも、
お食い初めの祝い膳の特徴。
歯がための小石は川原から丸い小石を拾ってきたり、
お宮参りのときに氏神様から頂いてきます。